みなさん、こんにちは。にこ薬局です。

突然ですが、薬剤師や医療事務の仕事は、実はなかなかの「体力勝負」なんです。 立ちっぱなしでの調剤や、パソコン画面に向かってのデスクワーク、お薬の品出しなど、夕方になるとスタッフの間でも「肩や足が重いね……」という会話がチラホラ聞こえてきます。

そこで、スタッフの健康を守り、日々の疲れを癒やすために、休憩室に新しい相棒「マッサージガン」を導入しました!

💡【お薬のプロが解説】マッサージガンの使い方のポイント

流行りのマッサージガンですが、理学療法の現場などでもセルフケアの一つとして取り入れられることがあるアイテムです。医療従事者の視点から、使う上でのポイントをご紹介します。

◆ どんな時に使う? 1分間に数千回という細かな振動を筋肉に当てることで、血流やリンパの流れをサポートし、筋肉のこわばりを和らげる効果があると言われています。立ち仕事による夕方の足の重さや、同じ姿勢が続いて凝り固まった肩まわりのセルフケアとして活用しています。

◆ 医療のプロから「これだけは守って!」という注意点 手軽で気持ちいいアイテムですが、使い方を誤ると逆効果や怪我に繋がることがあります。安全に使うための3つのポイントです。

  1. 首の前側・横側は絶対にNG! ここには脳へ血液を送る大切な血管(頸動脈)や、重要な神経の集まりが皮膚の浅いところを通っています。強い振動を与えるのは非常に危険です。首まわりが凝っているときは、首そのものではなく「肩(僧帽筋)や肩甲骨のまわり」を軽くケアしましょう。
  2. 骨の真上や関節(膝の裏など)は避ける 骨膜を傷めたり、神経を刺激してしびれが出る原因になります。基本は「筋肉の厚い部分(ふくらはぎ、太もも、肩の外側など)」を狙うのが正解です。
  3. 「弱モード」で、1箇所10〜30秒が基本 「強く、長く当てるほうが効く」と思われがちですが、実は逆効果。過度な刺激は筋肉が防御反応を起こし、逆に硬くなってしまうことがあります。「心地よい強さで、サクッと短時間」が、安全に使うコツです。
  4. 1回の使用は10分以内、同じ箇所への連続使用は3分以内が目安 長時間当て続けるのはNG。休憩を挟みながら、短時間で切り上げるのが安全に使うポイントです。

◆ 使用を控えていただきたい方 以下に当てはまる方は、マッサージガンの使用はおすすめしません。ご自身やご家族で使用を検討される際は、事前にかかりつけ医・薬剤師にご相談ください。

  • 血液をサラサラにするお薬(抗凝固薬・抗血小板薬)を服用中の方
  • 深部静脈血栓症(DVT)の既往がある方
  • 心臓に疾患・障害のある方
  • 妊娠中の方
  • 皮膚に炎症・傷・疾患がある部位
  • ペースメーカーなど医療機器を装着されている方

✦ 休憩時間のちょっとした癒やしタイム

さっそく休憩室に置いてみたところ、スタッフの間で大好評!

お昼休みやちょっとした空き時間に、 「これ、すごく肩が軽くなりますよ!」 「本当だ、ふくらはぎに当てると夕方の立ち仕事が楽になるね」 と、お互いにおすすめのアタッチメントを教え合いながら、和やかにシェアして使っています。

数分使うだけで体がすっと軽くなるので、午後の仕事への切り替えにも一役買ってくれています。

✦ 元気な笑顔でみなさんをお迎えします

スタッフが万全の体調でいることは、患者さんにより良いサポートをお届けするためにも大切なことだと考えています。

この新しい相棒でしっかり体をメンテナンスして、スタッフ一同、いつも以上に元気な笑顔でみなさんをお迎えいたします!

お薬の待ち時間など、「あのマッサージガン、使い心地どう?」なんて気になった方は、ぜひスタッフに気軽にお声がけくださいね。お薬の受け取りについてのご相談は、LINE公式アカウント(@nico-ph)からも承っています。


※本コラムはスタッフの休憩時間の一例をご紹介するもので、治療や医学的効果を保証するものではありません。持病がある方・服薬中の方は、使用前にかかりつけ医・薬剤師にご相談ください。